パーキンソン病の介護 父の場合と夫の場合

父のパーキンソン病の介護を終え、現在は夫のパーキンソン病と格闘中。

宝くじを買う理由

宝くじはずれ券

この夏、宝くじを買った。たぶん10年ぶり。

サマージャンボは1等前後賞合わせて7億円。
私の残りの人生で使い切れない大金だと思ったから、サマージャンボミニを買った。
ミニは1等前後賞合わせて5千万円。
現実的な金額。当たれば仕事も辞められるかも。。。
だから奮発して30枚。

 

すごく当たる気がしていた。
見ていたドラマに影響された部分もある。

でも結果は、3000円x1枚、300円x3枚。
9000円で買って当選金3900円。5100円のマイナス。

まあ、夢見代だな。

 

でもね、本当は心の底では「今まで、親の介護、夫の介護で散々苦労してきたんだから、宝くじくらい当たってもおかしくない」って思ってた。

っていうか、今でも思ってる。

というのも、
宇宙にはプラマイゼロの法則があり、人生もプラマイゼロだと思ってるから。

 

ここ数年、自分のやりたいことよりも夫がやりたいことに付添い、介護や家事、生活費の事で頭がいっぱいで、自分がやりたいことに注目してこなかった。

今回、宝くじが当たったら何をしたいか考えたとき、真っ先に浮かんだのが「仕事を辞めたい」だった。何かをやりたい、何かが欲しいではなくて。

友達に「7億なんて残りの人生で使い切れないよね」って言ったら「使い切れるんじゃない?世界一周旅行とか」って言われた。そんなこと思いつきもしなかった。

普通はそうなの? 私、欲が無くなってきてるのかな?

 

だから、これからも宝くじを買おうと思う。
夢を見ている時間=自分のやりたいことを考える時間。

50歳を過ぎてあと何年生きられるかわからないけど、自分のやりたいことを見つけて、それに夢中になれる人生にしたい。

そして宝くじは、買い続けていれば、いつかきっと。。。