パーキンソン病の介護 父の場合と夫の場合

父のパーキンソン病の介護を終え、現在は夫のパーキンソン病と格闘中。

首下がり症の夫、リハビリがんばって!

夫がパーキンソン病と診断されてからおよそ10年。

首下がり症で日常生活に支障をきたすようになったのが、今から約3年前くらいからでしょうか。。。パーキンソン発症後7年目頃からかな。。。

去年、DBS手術をして、全く動かなくなるオフ状態は無くなったものの、首下がりは治っていません。

長年のスマホッ首(ストレートネック)からの首下がりなので、頑固です。

 

その症状は、テレビを見ていても、首が下がって、背中も丸まってくる。
まっすぐテレビを見ていることが出来ないので、気が付くと下を向いて声だけ聞いている。そしてそのまま寝落ちのパターン。

歩いていても、前を向くことがしんどくて、すぐに下を向いてしまい、下を向いたまま歩いているので、電信柱に頭をぶつけたことも。

そして、よく転ぶ。ボーリング玉と同じくらい重い頭が、体の重心よりも前にあることが、転倒しやすい原因の一つだと思う。

 

首下がり症の弊害は他にもある。

 

下を向いたまま話すので、聞き手に声が届かない。
パーキンソン病で滑舌も悪くなっているのに、下を向いて話されると、ほんとに聞こえない。何度も「えっ?」っと聞き返さなければならない。何度も聞き返している内に夫もイライラしてきて「もうええわ!」となる。コミュニケーションがとれないのは、お互いにとってかなりのストレス。

聞き手が私ならまだ良いけど、友達と居酒屋に行ったときなどは、夫が何か話そうとしても、下を向いて小さな声でモゴモゴと話すので、相手の友達からも「えっ?」と聞き返される。そして私が気を回して、夫の話そうとした内容を代弁する。

それでも夫は楽しそうに笑っているから良かったけど、ほんとは自分で話して、笑いを取りたいだろうなと思う。

以前、二人で居酒屋をやっていた頃は、お客さんをよく笑わせていた夫なので。。。

 

首下がり症、治すにはリハビリしかないので、頑張って欲しい。

ストレートネック、首下がりのリハビリは、この動画が一番わかりやすいと思いますが、症状が出てる人にとっては、初めはきつすぎて出来ないかも。

うちの夫はまだ全然出来ません。首を後ろに引く動きがかなり辛そうで、少ししか後ろに引けません。それでも毎日少しずつゆっくりやっていけば治ってくると信じてます。

 

これって首下がり症かも?と思った方はこの本が参考になると思います。