パーキンソン病の介護 父の場合と夫の場合

父のパーキンソン病の介護を終え、現在は夫のパーキンソン病と格闘中。

睡眠薬は種類によって作用が違う

夫は、パーキンソン病になってから、睡眠薬を服用している。

睡眠薬は種類によって作用が違う

睡眠薬(ニトラゼバムとブロチゾラム)

睡眠薬を飲むようになった経緯

睡眠薬を飲むようになったのは、パーキンソン病の薬が効かなくなる「ウェアリングオフ」の症状が出だした3年くらい前から。

「体が動かせないなら、そのまま寝ちゃえばいいのに」って、初めは思いました。でも、夫に聞いてみると「ウェアリングオフの症状が出ているときは、動かない筋肉に力が入ってしまって硬直してるので、全くリラックスできていないし、めちゃくちゃしんどい」とのこと。

そのしんどさで、寝付くことができなくなり、かかりつけの神経内科医に相談したところ、睡眠薬の「ブロチゾラム」も一緒に処方してもらうになりました。

ブロチゾラムは短時間型睡眠薬

でも、ブロチゾラムを飲むと寝付きは早いんですが、夜中に目が覚めて、そこから朝まで眠れなくなることが。夜10時に寝て、目が覚めたら夜中の2時だったとか。

その睡眠不足は、日中に「うたた寝」としてやってくるから厄介。パソコンしながら寝落ち、食事しながら寝落ちなど、しょっちゅうで。

夫がかかりつけ医の先生に相談したら「では、別の種類の睡眠薬も出しておきましょう」とのことで、今回はじめて「ニトラゼバム」という睡眠薬を処方されました。

ニトラゼバムは中時間型睡眠薬

ニトラゼバムは、中時間型睡眠薬とのことで、夜中に目が覚めることがなくなることが期待されます。

昨晩、夫は早速、ニトラゼバムを飲んで寝ました。

しかし、夜中にトイレに行って、寝室に帰ってこないから、見にいってみると、椅子の背に捕まって立ったまま寝ていました。

これは、危ない!

夫は前にも、立ったまま寝てしまい転んで手首骨折をしてしまったことがあるんです。そして本人も「今朝から午前中ずっと、ぼ~っとしていた」と言ってました。

なので「今日からはニトラゼバムの服用は半錠にしとき」って言っときました。