パーキンソン病の介護 父の場合と夫の場合

父のパーキンソン病の介護を終え、現在は夫のパーキンソン病と格闘中。

夫と買い物途中のハプニング、そしてすくみ足

今日、パーキンソン病の夫と買い物へ行った。水1ケースと、その他食料品を買いに。

私がレジを済ませている間に、夫はカゴを台へ持っていき、持っていっていたキャリーへ水をのせようとしていた。

一人では難しかったみたいで、私も手伝ってようやく水をキャリーにのせ、エコバッグに大量の商品を詰めるのは夫は大の苦手なので、昔ネットスーパーのパート経験で袋詰めのプロになった私が担当。

そのエコバッグをキャリーにのせた水の箱の上にのせ、私が、落ちないようにゴムバンドで止めようとした時、私の手がゴムに弾かれて勢いよく上に!
そのとき、首下がりの夫の頭が、ちょうどバッグの上にあったため、私の親指が夫の目を突いてしまったんです!

夫「痛っ!」っと言って目を押さえる。

私「大丈夫?」

夫「大丈夫。」

見たら、充血もしてないし、目のくぼみには当たったみたいだけど、ちょっとずれていたようで、とっさに目も閉じたみたいで大丈夫そうでした。よかった。

でも、夫には「今度から、私が何か作業しているときは、私から離れてね。パーキンソン病の体でとっさに動くことが出来ないねんからね。危ないからね。」と言いました。
夫は、少し心が傷ついた様子でしたが、事故があってからでは遅いので。

スーパーからの帰り、ドパコールの効き目が切れてきたのか、夫のすくみ足が出てしまったので、キャリーに載せた重い荷物を、私が持ってスタートしました。

が、ゆっくり歩きだした途端に夫が「大丈夫になってきた、持つわ。」と言って、荷物を持ってくれました。大丈夫と言っても、小股のぼちぼち歩きでしたが。。。夫は難病の体でも、役に立ちたいのです。

ちなみに、歩いている途中でオフから復活してくるという現象は、前から良くあったんですが、以前のはその直前にドパコールを飲んでいて、効き出すタイミングが歩いている時という物だった。少し体を動かした方が薬が効きやすいとも言っていました。

ただ今回のは、DBSの刺激出力量の自動調整モードによるものっぽい。なぜならそのすくみ足が出た後にドパコールを飲んでいない。そして、すくみ足が治ったとはいえ、猫背の小股歩きで家まで帰ったこと。

夫は、DBS手術を終えてから「DBS入れてから、この猫背の小股歩きの状態が一番オフの状態やねん」と言っていました。

DBS手術前は、オフになると全く動けなくなり、寝てるだけでもしんどく、トイレにも行けない状態になっていたので、かなりの進歩です。