DBS手術から4ヶ月、夫のパーキンソン病の症状は4~5年くらい前に戻った感じで、安定してきました。
それがどれくらいかというと、日常生活はなんとか出来るくらい。
買い物も、近所のスーパーくらいなら一人で行けています。
ただし、初めて行く場所や、電車の乗り降り、繁華街の人混みなど、精神的に焦ったり不安になるようなシーンでは、すくみ足が出てしまうので、できるだけ私が付き添うようにしています。
そんな夫と、その叔母と3人で、先日、一泊旅行に行ってきました!
行き先は徳島県鳴門市のアオアヲナルトリゾート!!
アオアヲナルトリゾートにした理由は、直行の高速バスがあること、ホテルで楽しめる「釣り体験」や「阿波踊りイベント」があること。
さらに、ホテル真横のビーチがプライベート感があって最高だったこと。
そう実は、夫がまだ要介護1っだった4年前に、2人で行ったことがあり、今回は2回目。高齢の夫の叔母の願いを叶える為の旅行です。
というのも、コロナ旅行支援のCMが始まった頃からずっと「旅行に連れてって」っ言っていたのです。
でも、叔母も80代の高齢者。特に病気はないのですが、背中が曲がっているせいでヨチヨチ歩き。10m歩いたら、フーフー言ってしまうほど。
そんな叔母でも、パーキンソン病の夫でも、楽しめるようにアオアヲナルトリゾートにしたんです。
1日目は海鮮BBQと大塚国際美術館へ
1日目はホテルからタクシーで10分ほど行ったところにある「福丸水産」で海鮮BBQをいただきました。新鮮な貝類が豊富で、中でも牡蠣がめちゃくちゃ美味しかったです。
福丸水産
https://fukumarusuisan.com/
そのあと、時間が余ったので、大塚国際美術館へ行きました。
大塚国際美術館へは、私と夫も今回初めて行ったんですが、その広さと作品点数の多さにびっくり!タクシーの運転手さんがまだ2時半だったにも関わらず「あそこ5時までやで、大丈夫?」って聞かれた意味がわかりました。
美術館、全部見るには最低半日かかるかも!?
初めは1作品ずつ順番通り見ていたんですが、さすがに叔母がしんどくて休憩したいと椅子に座りだしたので、叔母にはそこで待っててもらい、夫と二人で有名な作品だけを見に行きました。それでも2時間かかりました。
ちなみに、大塚国際美術館は、障害者手帳の割引きがあり、本人と付添い1人が半額になります。館内もバリアフリーのようで車いすで来られている方もたくさん見かけました。
でも欲を言えば、このような大型の展示施設では今後、叔母のように普段車いすは使わずに頑張っている高齢者や体の不自由な人のために、有料でもいいので電動車いすの貸し出しをやってもらいたいと思いました。
2日目は鳴門の渦潮を見に行きましたが。。。
2日目は、鳴門の渦潮を見に観光船に乗りに行きましたが、時間が少し早かったため、あまり渦潮は出ていませんでした。でもまあ、お天気も良くて海の上は気持ちよかったです。
そんなこんなで、叔母にとって、旅行は体力的にだいぶしんどかったと思いますが、脳には良い刺激になってくれたのではないかと思っています。「また行こう!」って行ってましたから。